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COLUMN

【知らないと失敗する自家消費①】FIT事業と自家消費太陽光発電は全く別物!?です

太陽光

2023/05/18

「全量売電のFIT事業」と「完全自家消費」の太陽光発電はまったく別物です!

電気代の高騰がちょっと信じられないくらいのレベルで進んでいる昨今、企業の経営効率化のために「自家消費型」太陽光発電システムを取り入れる設備投資策への関心が高まっています。

九州・山口エリアでの豊富な実績と堅牢で大きな故障知らずの発電所開発で知られる弊社にも、たくさんの企業様から、太陽光発電設備の開発のご相談が寄せられています。

ここで、一つ重要なのが「全量売電のFIT事業」と「完全自家消費」の太陽光発電は、実は開発においてはまったくの別物と認識しなければいけない点です。この記事では、まず、この2つの太陽光発電設備が開発においてどのように違うものなのかをざっくり解説いたします。

○全量売電FIT事業向けの太陽光発電設備は、シミュレーション通りに設計することがほぼ可能です

創った電気をすべて売電する「全量売電FIT事業」用太陽光発電システムの設計は、太陽の角度を測定して季節単位や時間単位での日当たり具合等をシミュレーションすることで、どのくらいの電気を創るのかを自由に設計できます。

○企業向けの完全自家消費型太陽光発電設備は、発電量=シミュレーションという単純な話ではない

一方で、自家消費型太陽光発電設備では、発電した電力がすべて自社内で活用できるとは限りません。
基本は、発電する電力と使用する電力を同一にしなければならないのです。したがって、企業様が実際にどのくらいの電気を使用されているのか(これを調べるために見るのが、30分値、デマンドデータと言います)によって、電気の需要を把握し、その需要に合わせた設計とシミュレーションを行う必要があります。
すなわち、自家消費型太陽光発電設備・システムは、完全オーダーメイドとなります。

○相見積もりが難しい

以上のようなことから、自家消費型太陽光発電システムの開発は、実際の需要を把握するところから始まるため、複数社による、いわゆる相見積もりの比較が非常に難しくなります。
自家消費型の太陽光発電システムは前記のように、オーダーメイドのシステムとなるため、必要最低限どの仕様をあらかじめ決めて、各社に同一条件、統一施工方法での相見積もりをさせないと適正な見積もりの比較を行うことができなくなります。
また、全量売電FIT事業の実績が多くても、自家消費型太陽光発電の設計にかかわったことがない会社では、工事の内容や機器のシステム選定も異なるため、安全な見積もりを入手することは難しいかもしれません。

○「だいたいの概算見積もりを…」

「とりあえず見積もりをください」「だいたいで良いので見積もりをお願いします」などなど、
実はよくご要望されますが、自家消費型太陽光システムの見積もりは上記で述べたように、完全オーダーメイドとなるため、30分値=デマンドデータによる‘電力の使い方’をはじめ、偏在の受電契約やキュービクルと呼ばれる電気変換システムの構成、既設の単結線図など、さまざまなチェックポイントを見た上ではじめて見積もりができます。
概算と言われると、経験上ではいくらでも出すことは可能ですが、キチンとした見積もりの提出には、多少、お時間をいただくことになるのが実情です。

以上、まずは自家消費型太陽光システムの導入を検討する上で、ご認識いただきたい『全量売電FIT設備と完全自家消費型太陽光システムがまったく別物であること』をまとめました。
もし、何かご質問やご不明な点がございましたら、お問い合わせいただければ、詳しいご説明をさせていただきますので、お気軽にお尋ねください。

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